私は高専卒業後、地元企業のアルパインに就職しました。高専で専門知識を身につけた学生は、私も含めて会社の即戦力になることができました。私は元々就職がしたくて高専を選びました。進学をするよりも2年早く社会に出て働き、いずれは結婚もしたいと考えていたのです。
私がこの就職先を選んだのは一人の先生の後押しと助言があったからです。私たちの学科の先生方は、進路に悩む学生一人一人に対して手厚いサポートをしてくれます。
高専卒業後に大学や専攻科へ進学するのか、就職するのか、どんな仕事をしたいかなど、将来のビジョンが曖昧な人もたくさんいると思いますが、高専はそんな人におすすめ! 5年間じっくり自分と向き合い、卒業後の進路を考えることができます。たくさん悩んで、納得のいく将来設計をしてほしいです。
高専生活で励んだことは部活と勉強の両立です。僕はテニス部に所属していました。同じスポーツを5年間極めることができるのも、高専ならではだと思います。部活動を通じて、5年間という長い時間だからこそ築けた「縦の繋がり」に高専の魅力を感じています。
高専では専攻科生を含めて6歳年が離れている先輩・後輩とも繋がりを持つことができます。ここでしか築けないこの繋がりは、皆さんの一生の財産になると思います。その部活動に熱中しつつ、勉強にも力を入れました。
僕たちの学科は特に、経済・簿記・情報など様々な分野に幅広く触れるため、専門教科が増えるごとに自分がどんな専門知識に興味を持つのかが明確になっていきます。自分の好きな知識を深められる楽しさを、ぜひ一緒に味わいませんか?